原作： Key ／ 著： 清水マリコ
ISBN： 978-4-89490-624-2
文庫判 590円（税込） ／ 発売中
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※ＶＡ文庫版『Ｋａｎｏｎ ～笑顔の向こう側に～』は、1999年にパラダイムノベルス
より発売された作品に新たな加筆修正を加え、全年齢対象としたものです。
新書版になかった栞・香里のモノローグを加えることで、栞と香里の姉妹関係が、
祐一との出会いで変わっていく流れを作れたように思います。
この巻では、栞視点での心理描写を中心に、加筆を行っています。
相沢 祐一
（あいざわ ゆういち）
両親の転勤にあわせて、北国の街に転校してきた。
その街は祐一にとって、
幼いころ何度も訪れて過ごした思い出の場所だった。
現在は都合で、親戚の水瀬家に居候中。偶然知り合った栞のことが気になり、学校の裏庭で話し相手になる。
美坂 栞
（みさか しおり）
体が弱いために学校を休みがちだという、祐一の後輩の少女。
誰かに会うために、毎日私服のまま学校の裏庭を訪れている。
バニラのアイスクリームが好き。
水瀬 名雪
（みなせ なゆき）
祐一のいとこの少女。
祐一の引っ越しで、7年ぶりに再会した。
なにかと祐一の世話をやいてくれるが、
朝にだけは弱いお寝坊さん。
祐一の行動を、あたたかく見守る。
美坂 香里
（みさか かおり）
名雪の親友でクラスメート。
成績もよくて学年トップの実力者だが、
人当たりのよい性格で、
転校生の祐一とも友人に。
栞と同じ名字だが、姉妹はいないと言い張る…。
月宮 あゆ
（つきみや あゆ）
祐一が商店街で出会った少女。
焼きたてのたい焼きが大好き。
毎日のように、捜し物をしているが、見つけられずにいる。
何かたいせつなものを、なくしたらしいが…。
北川 潤
（きたがわ じゅん）
人見知りしない性格で、気さくなクラスメート。
名雪や香里と仲のよかった彼は、祐一にも好意的だった。
４人組のなかでも明るい性格で、ムードメーカー的存在。
