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著:六花梨花
イラスト: vanilla
ISBN: 978-4-89490-634-1
文庫判 619円(税抜) / 2012年1月31日発売予定
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花葦原の街でひとり暮らしていた「青海」は、ある夜、空から落ちてきた
スルスの「篝(カガリ)」と出会った。
スルスとは、空が赤く染まる特別な夜にだけ、自由に空を舞い、
戦う事の出来る能力者たちのこと。
なぜかその赤い夜は、スルスたちの闘争心を煽り、戦場へと駆り立てるのだ。
昼の街中で篝と再会すると、
あの夜の颯爽とした戦闘少女の姿は無く、
地味なジャージ姿で、雑踏に溶け込んでいた。
興味を引かれ、彼女の面倒をみるうちに、
青海は他のスルスたちとも知り合い、
夜の世界へと踏み込んでゆく。
幼いころ強引に連れてこられた花葦原は、
青海にとって奇妙な街だ。
何不自由なく暮らせるかわりに、
どこか落ち着かない気持ちになる。
そんな青海の生活に、友人となったスルスたちは、
遠慮無く踏み込んできた。
篝と、そのツレの公威は、スルスのなかでも、
実力者で有名な2人だったのだ。
一緒に日々を楽しみながらも、
青海には感じる事さえ出来ない「赫の夜」が
訪れるごとに、
空へと飛び出していく篝たち。
時には傷つき、苦しい戦いに挑む事もある彼らを知って、
青海はなぜか、この街で自分には得られなかったものを見つけたような
気持ちになって…。
高級マンションで暮らす、銀髪の青年。その生い立ちのせいで、友人は少ない。 |
青海が出会ったスルスの少女。無数の刃物を呼び出し戦うことができる。公威に気に入られ、よく一緒に戦闘に挑むが、篝自身も相当の実力者で通っている。 なぜか青海の家に入り浸ることに。 |
篝とよくつるんでいる、スルスのなかでも有名人のひとり。とても強いが、自称「変態紳士」を名乗る性格に問題有り。戦闘では糸を自在に操る、人呼んでスーツスパイダーマン。 |